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米国の北京五輪外交ボイコットで振り出しに戻った米中

<米国の北京五輪外交ボイコットで振り出しに戻った米中>
米国の次の手は???

<米国の北京五輪外交ボイコットで振り出しに戻った米中>
 12月6日、米国は、2022年に北京で開催される冬季五輪および冬季パラリンピックに米政府から誰も出席しない、いわゆる「外交的ボイコット」を発表した。この米政府の発表に対し中国は早速、激しく反発。7日の定例記者会見の席上で、外務省の趙立堅報道官は「米国は代償を支払うことになる」などと述べた。11月15日にバーチャルとはいえ、初の米中首脳会談が行われてから1カ月も経たないうちに、米政府がこのような措置に踏み切ったことで、米中の緊張関係が当面続くことはほぼ確実になった。
2021年12月8日 辰巳由紀 (スティムソン・センター日本部長)
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/25074
 
* 米中対立-アメリカの戦略転換と分断される世界 (中公新書・佐橋 亮 (著))
「中国は唯一の競争相手」――現職のアメリカ大統領がこう明言するように、近年、米中の対立は激化する一方である。貿易戦争、科学技術の流出と開発競争、香港・台湾問題……。米国の対中姿勢は関与・支援から対立へとなぜ変わったのか。大統領や国家主席が誰であれ、今後も対立が続くのか。一九七〇年代の国交回復から現在に至る米中関係をたどり、分断されていく世界のなかで、日本のとるべき針路を考える。
 
< 【書評】米国が対中関与を諦めた論理:佐橋亮著『米中対立 アメリカの戦略転換と分断される世界』>・2021.10.15・野嶋 剛
https://www.nippon.com/ja/japan-topics/bg900336/

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