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読売社説:「大学ファンド 研究力回復の切り札になるか」

<読売社説:「大学ファンド 研究力回復の切り札になるか」>
残念ながら切り札にはなりません。しかし、大学ファンドは必要です。
研究力回復、いろんな努力を積み上げて行く必要があります。ある種の天才教育も必要です。平等意識だけでは最先端競争には勝つことは出来ません。

<読売社説:「大学ファンド 研究力回復の切り札になるか」>
 日本の大学の研究力が衰えていると指摘されて久しい。現状を打開するには、大学への安定した支援が必要だ。
 政府が決定した経済対策で、10兆円規模の基金「大学ファンド」の運用を今年度から開始することが盛り込まれた。毎年3000億円の運用益をあげ、世界と競い合える国内トップレベルの大学に配分する計画だという。・・・
 近年、研究力の低下は、一部のトップ校に重点的に予算を配分する「選択と集中」が原因だと指摘する声がある。行き過ぎた重点化を改め、研究力の底上げを図るため、地方や中堅の大学にも広く薄く配分すべきだという主張だ。
 トップ校を強化することはある程度、必要としても、幅広い支援策もバランスよく組み合わせてはどうか。優秀な若手研究者の厚みを増していくことが、長期的な日本の研究力向上につながる。2021/11/29
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20211128-OYT1T50173/

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