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朝日社説:「DNA捜査 法整備して信頼つなげ」

<朝日社説:「DNA捜査 法整備して信頼つなげ」>
「法整備して信頼つなげ」、では朝日新聞社は具体的にはどのような内容の法整備ですか、それを明確にしてください。
ドイツのように限定的にせよというのですか。
指紋にせよ顔認識にせよさらにDNAにせよ、犯罪捜査に利用するためには可能な限り幅広く収集しデータベース化することが必要になる。
私はこのようなデータベースが必要と考える。しかし、それは警察機関でなく、別機関で管理、警察は、裁判所の許可を得て、当該機関にそれを紹介する方法、その方向での法整備を提案する。再びおたずねします、朝日新聞社が考える法整備の内容を具体的に教えてください。

<朝日社説:「DNA捜査 法整備して信頼つなげ」>
 広島県福山市で01年2月に起きた主婦刺殺事件で、67歳の男が先ごろ逮捕・起訴された。現場の血痕のDNA型の特徴が、別の事件で捜査対象になった男のものと合致したという。
 発生から20年8カ月。本当に被告の犯行かどうかはこれからの裁判を経て決まるが、殺人罪の公訴時効が撤廃されるなか、検挙にこぎつけた捜査当局の努力に敬意を表したい。・・・
 主要国では、法律を整備して乱用できない仕組みにしているところが多い。例えばカナダでは、データベースの運営を警察とは別の機関が監督する。ドイツでは、登録対象を重大事件を起こしたり犯罪を繰り返したりする人に限ったうえで、裁判所が必要性を判断する。
 現状を良しとせず、課題を洗い出し、「究極の個人情報」にふさわしい扱いをすることが、市民の信頼につながる。2021年11月29日
https://www.asahi.com/articles/DA3S15126060.html?iref=pc_rensai_long_16_article

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