<読売社説:「次世代原子炉 脱炭素につながる技術育てよ」>
その通りです。脱炭素を目指すのであれば、原子力の利用は不可欠、河野氏、小泉氏、持論は封印し,現実的に,そうでなければ豊かな日本は維持できません。
<河野太郎氏の否定する「小型原子炉」は成長産業(追記あり)>
<読売社説:「次世代原子炉 脱炭素につながる技術育てよ」>
温室効果ガスの削減に向けて、小型原子炉など新しい技術への期待が世界的に高まっている。日本も国際競争で立ち遅れないよう、研究開発体制を強化せねばならない。・・
脱炭素社会の実現には、燃やしても二酸化炭素を出さない水素が大量に必要とされる。近年、高温ガス炉が評価されているのは発電の際に発生する高温ガスを使って水素を製造できるためだ。
機構は、研究炉の隣接地に水素製造施設を建設し、発電に併せて、大量の水素を製造する手法の確立を目指している。
太陽光や風力などを使う再生可能エネルギーは気候に左右され、供給が不安定だ。水素の製造にも多くのエネルギーが必要になる。発電と水素製造を同時に可能にする高温ガス炉への期待は高い。
現在、日本の原発は再稼働が滞り、原子力産業の技術継承が不安視されている。原子力技術の開発には、数十年に及ぶ長期的な計画が不可欠だ。将来を見据え、今から手を打っておく必要がある。
政府は、ポーランドや英国とも連携しながら高温ガス炉の開発を進める方針だ。小型炉への需要は今後、発展途上国でも高まるだろう。競争力のある国産技術を守り、育てていくためには、政府の継続した取り組みが重要である。2021/09/17
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20210916-OYT1T50318/
<河野太郎氏の否定する「小型原子炉」は成長産業(追記あり)>2021.09.26・池田 信夫 https://agora-web.jp/archives/2053226-2.html