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読売社説:「ネット通販 広告主の責任が問われている」

<読売社説:「ネット通販 広告主の責任が問われている」>
規制等の今日は必要です。一方、消費者教育も大事。小中学校の教育に、悪徳商法、 ブラックマーケティング対処法等、社会の現実に即した実践的な対処策等。

* ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる(中野 信子 (著), 鳥山 正博 (著))
既存のマーケティングのフレームでは語られることなく説明の難しい現象が、私たちの身近で日々、起きている。ネット上の「釣り広告」「ステマ」、リアル世界での「ホストクラブ狂い」「後妻ビジネス」、一向になくならない「振り込め詐欺」……。
こうした現象がなぜ起きるのか? 言い換えれば、「なぜ脳がハマってしまうのか」。
「悪を知らずして悪を止めることはできない」を合言葉に、2人のプロフェッショナルが「ブラックマーケティング」の解剖と対策に挑む!
悪徳商法や犯罪スレスレの商法以外にも、人々を熱狂させた「AKB商法」等のビジネスモデルまで幅広く扱うことで、ヒトの脳のだまされやすさを痛感し、自分の消費行動を振り返る!
 
<読売社説:「ネット通販 広告主の責任が問われている」>
 インターネット上の通信販売サイトなどを利用する人が増えている。消費者が安心して利用できるよう、広告主も不適切な広告の排除に責任を果たす必要がある。
 消費者庁の有識者会議がネット上の悪質な「アフィリエイト広告」について、広告主の責任を明確化する提言をまとめた。・・・
 6月には改正特定商取引法も施行される。「初回無料」と宣伝しながら、実際は定期購入契約を結ばせる「お試し商法」などを規制し、購入時の確認画面で契約内容の明示を事業者に義務づける。
 口コミを装い、広告と明示しない「ステルスマーケティング」も横行している。消費者を惑わす行為であり、問題だ。
 政府は今月、有識者による検討会を発足させ、ステルスマーケティング対策などの検討に着手した。今後もネット社会に対応した環境を整え、健全な取引ができるように努めるべきだ。
 消費者も広告や口コミを 鵜呑うの みにせず、商品の内容や契約条件をきちんと確認して、購入するように心がけたい。2022/03/21
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20220320-OYT1T50224/

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