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朝日社説:「介護等の賃金 中長期見据えた議論を」

<朝日社説:「介護等の賃金 中長期見据えた議論を」>
保育所(保育園)と介護、同じ土俵で議論してはならない。
私は保育園、子育ては社会の責任でもあり、保育園の原則公営化を主張している。そうならば当然のこと保育士等は公務員、待遇は改善される。なお、余計な事だが私営の保育園の経営者、公務員の幹部等と比較しても高額すぎる報酬、それも是正できる。
一方、介護、保険料の引き上げなど論外、介護サービスの見直し、そして自己負担の大幅引き上げが必要だ、もちろん経営者報酬についても厳しい制約を。

<朝日社説:「介護等の賃金 中長期見据えた議論を」
 政府の経済対策で、看護や介護、保育の現場で働く人たちの賃金を来年2月から引き上げることが決まった。「春闘に向けた賃上げの議論に先んじて実施を」という岸田首相の意向を受けた当面の措置で、さらなる取り組みも有識者会議で議論し、年内に方向性を示すという。・・・・
 一方、これらのサービスを支えているのは税金や保険料、利用者負担だ。継続的な賃金引き上げのための財源を確保するには、既存の予算や保険財政の中で他の費目を削るか、負担増を考えねばならない。
 政府はこれまでも介護職員や保育士の賃上げに取り組んできたが、こうした事情のもと、成果は限定的だった。
 まずは、思い切って財源を投入する方針を明確にする必要がある。保育所や介護サービスのための予算の大幅な拡充や保険料の引き上げなど、「財布」を大きくする議論に向き合うべきだ。低所得の人にとって過度な負担とならないよう、税金による軽減措置も検討課題になるだろう。
 賃金の引き上げだけでなく、長く働いてもらえるように職場環境を整えることや、専門性を高めてキャリアアップできるよう後押しすることも重要だ。
 仕事は大変なのに待遇が悪いからと、資格を持ちながら他の分野で働く人も少なくない。職務に見合った処遇への改善は急務だ。看板倒れは許されない。2021年11月29日
https://www.asahi.com/articles/DA3S15126050.html?iref=pc_rensai_long_16_article

<読売社説:「介護費用増大 制度の持続に知恵を絞りたい」>2021/11/19 https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20211118-OYT1T50323/
<読売社説:「保育介護賃上げ 確実に現場へ届く工夫が要る」>・2021/11/28
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20211127-OYT1T50257/

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